印象に残った
入社してすぐに携わった仕事
入社してからこれまで技術部に在籍しています。主に、電子機器や自動車に使用されるシート状の絶縁接着剤の開発を行う部署で、今は自動車用と家電用の絶縁接着シートの開発を行っています。樹脂配合の決定から工場での製造条件の標準化が業務内容です。
印象に残っているのは、入社してすぐに携わったテレビ部材の仕事。テレビの部材には、接着性と透明性をキープする接着剤が必要で、樹脂配合までは比較的早く固まりましたが、量産での加工や検査方法に課題がありました。樹脂配合次第で製造のしやすさなどにも影響が出るため、難しかった記憶があります。試行錯誤して課題を解決し、実際にその材料が使われている製品が店頭に並んだときは、とても嬉しかったですね。
積極的なコミュニケーションが
いい仕事につながる
技術部は、特に他部署との関わりが多い部署だと思います。製品特性を決定する段階では、お客様と直接やり取りすることもありますし、営業とも協力が必要です。量産検討では、製造部や品質保証部などと協力しながら進めることが多いです。ひとりで案件を担当することもありますが、チームで仕事をすることも多く、私の所属するチームでは案件の大小に応じて1~5人で担当します。同じ部署内はもちろん、他部署との話し合いも多いので、お互いが納得して仕事ができるようにコミュニケーションをよく取るように心がけています。自分ひとりではできないことも多いからこそ、コミュニケーションがとても大切です。
ライフステージが変わっても
好きな仕事を続けられる
産休育休を取得しましたが、上司や同僚の理解もあり安心して取得することができました。初めて産休を取ったときは不安もありましたが、上司へ報告するとすぐに「おめでとう、よかったね。」と言ってもらいとても安心しました。仕事の特性上、妊娠中ではできない仕事もありますが、そういった場合も仕事内容を調整してくれますし休む前後のフォローもしっかりしています。また、フレックスタイム制を取り入れているのも働きやすさのひとつ。仕事の都合が合えば、時間を調整しやすいので、助かっています。
産休・育休だけに限らず、ライフステージによって仕事以外のことが忙しくなることもあると思いますが、状況に応じてフォローする体制も整っていると感じています。自分の好きな仕事を続けさせてくれる環境がありますね。
オフの
1コマ